「文化芸術を通した共生社会」をダンス劇で実践している「愛Wishプロジェクト」が、様々な動物たちが登場する絵本「とんでもない」をもとに、義足のダンサー大前光市さん、東海地方の障害のある方を交えて朗読劇を作りました。可愛い動物たちのイラストとともに、素敵なメッセージをお伝えします。
新型コロナウイルス感染症防止のため、リモートで練習を行って制作。魅力あるマリンバとキーボードの演奏ものせて、障害のある人、無い人みんなで作り上げた作品です。皆様、ぜひ会場でご覧ください。
主な出演者
愛Wishプロジェクト
1985年に岐阜市文化センターで行った聴覚障害者を含む30名以上での創作ダンス発表をきっかけに、2011年12月に、障害者を含む老若男女が共に踊る文化活動プロジェクトとして結成。東海地方を中心に発表しながら障害のある人無い人が共に踊る空間づくりを全国に発信している。
大前光市
1979年下呂市生まれ。プロダンサーとしてスタートを切った23歳の時、交通事故で左膝下を切断。片足でも踊り続けるため、ヨガや武道、新体操など幅広いジャンルの動きを学ぶ。作品に合わせて長短様々な義足を使い分けることで、世界に二つとないダンススタイルを築く。リオ2016パラリンピックの閉会式に出演し、2017年パラダンススポーツ・ポーランド大会で金メダルを獲得し、パラスポーツの面でも注目を集めている。
沙音理(サオリ)
群馬出身のマリンバ奏者。10才よりマーチングバンドに所属し打楽器を始める。クラッシック音楽を洗足学園音楽大学(打楽器専攻)、コンテンポラリーミュージックを甲陽音楽学院(ドラム科)で学ぶ。演奏活動はジャンルを超え多岐にわたる。愛Wishプロジェクトの舞台音楽監督を三年連続で務める。コンクールの審査員や、講座などで後進の指導にもあたっている。
太田英美
名古屋音楽大学音楽学部音楽学科電子オルガンコース卒業。
入学時、在学中は特待生となり、大学主催の演奏会にも多数出演。現在、同大学院生。
小学生の頃より、エレクトーンコンクールに出場し数多くの受賞を重ね、エレクトーン作品コンテスト2019では優秀賞を受賞。
コラボレーション・伴奏など幅広い演奏活動を展開しながら、ラジオ等メディア音楽制作も手掛けている。
加藤秀麻
テレワークの映像の編集を担当する、映像監督・プロデューサー・音楽プロデューサー。監督作「はなうたの鳴るほうへ」は、第3回いぶすき映画祭で、グランプリを受賞している。サロンパス・アイリスオーヤマなど CM・WEBムービーをプロデュース。サロンパスにおいて、映画・CM監督 森ガキ侑大氏と出会う。JAL・FUJIFILMなど自ら演出や編集も担当。数々のCM等、多くの映像作品を手掛ける。