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[あいちアール・ブリュット Portal Site]障害のある人のアート情報

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あいちアール・ブリュット障害者アーツ展、開催中です!

2018年9月21日

  • レポート

9月20日(木)、名古屋市民ギャラリー矢田にて、「あいちアール・ブリュット障害者アーツ展」が始まりました!

今年も、700点近い作品をお寄せいただき、作品展が始まる2日前から展示の作業を行いました。

この絵はどの位置に、どの絵の隣にしたら映えるのか、このオブジェの配置はどうすべきかなど、力作揃いなので大変難しかったですが、限られた時間の中、多くのボランティアの方々と共に、専門のスタッフの指示を受けながら、一つ一つ丁寧に展示いたしました。

そして完成した展示室は、展示パネルの上にそびえ立つオブジェが出迎える第1展示室をはじめ、感性あふれる皆さんの作品のチカラであふれかえっています。皆様、是非会場でそのチカラを感じてみてください!

 

 

第2展示室には、「あいちアール・ブリュット美術館」と称した特別展を開催しており、過去に複数回優秀作品に選ばれた方と、絵を描くことを仕事として企業に就職された方々の総勢32名の方々の作品が展示されています。

今回は、愛知の「障害アートの歴史」を振り返る展示となっており、愛知を代表する皆さんの作品を通して、その歩みを感じ取っていただけたら幸いです。

  

 

9月20日の午前には、「あいちアール・ブリュット美術館」出展者から20名の作者の方々をはじめ、総勢65名の方々をお招きして、開会式が行われました。

開会式は、大村知事のあいさつから始まり、あいちアール・ブリュット美術館館長の鈴木敏春さん、そして出展者を代表して高野 貴之さんにあいさつをいただきました。

高野さんは、初めは緊張されている様子でしたが、いざあいさつが始まると、とてもはきはきと堂々とした口調でお話しされており、とてもかっこよかったです(^^)

開会式の最後には、絵を描くことを仕事として今年企業に就職された小林真由さんも加わり、みんなでテープカット!「あいちアール・ブリュット障害者アーツ展」の始まりです!

開会式終了後は、審査員の方々によって今年度の優秀作品を決める審査会が行われました。

審査会は1次審査では決めきれず、2次審査も経て苦心の末、30点を決定いたしました。優秀作品に選ばれた作品のキャプション横にリボンが飾ってありますので、皆さん会場に足をお運びになってどの作品が選ばれたのか是非ご覧ください。

開催期間後半の23日(日)と24日(月・祝)には、トークイベントもございますので、皆様是非お越しください。

お待ちしております!