8月1日(火)から6日(日)まで、稲沢市荻須記念美術館で、「第43回のむらしげ代&その仲間たち展」が開催されました。
のむらしげ代さんが主宰する「ノムラアートクラブ」で造形活動に取り組む約40人の皆さんの作品116点を展示。障害のある人の作品だけでなく、障害のない人の作品もあわせて展示されていて、ここにバリアはありません。
中には、今回の「あいちアール・ブリュット美術館」でご紹介する森祥平さんや、これまでの「あいちアール・ブリュット展」で入選された高野貴之さんや浅井智之さんの作品も。あいちアール・ブリュット展とも縁の深い作品展です。
そして会場には、「山本良比古のヨーロッパ紀行」と題した特別展示もありました。
山本さんは、昨年の全国障害者芸術・文化祭や「あいちアール・ブリュット美術館」でも作品をご紹介しているあいちアール・ブリュットを代表する作家ですが、のむらさんにとっても、山本さんとの出会いが、この活動の原点になっているとのこと。会場では、130号の大作「ドゥオーモ聖堂」をはじめ山本さんの作品を5点展示、多くのお客さんの注目を集めていました。
今回で43回と、長年にわたり造形活動に携わられてきたのむらさん。作品を通して、多くの人と出会うことができたこと、作品が多くの人をつなげてくれたことが、心を豊かにしてくれたと、これまでの活動を振り返ってくださいました。
のむらさん、そしてノムラアートクラブの皆さん、益々のご活躍を期待しています。そして、「あいちアール・ブリュット展」でも、皆さんのステキな作品とお会いできることを楽しみにしています!