今年度創設された「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰は、障害のある方の生涯に通じた多様な学習を支える活動を行う方の功績をたたえるもので、愛知県知的障害児者生活サポート協会さんにおかれては、「ふれあいアート展」を始めとする障害のある方のアートに関する取組が高く評価されました。
12月7日に文部科学省で開催された表彰式には、同協会の川崎理事長と宮路副理事長が出席し、同省の塩見みづ枝文部科学戦略官から表彰状が授与されました。
表彰式の様子
「ふれあいアート展」は、今年で10回を数える公募作品展。開催当初から一貫して200点前後の作品の応募があり、そのレベルも年々上がっています。
同協会の皆さんには、その経験や知見をいかして、愛知県で開催してきた「あいちアール・ブリュット展」や「第16回全国障害者芸術・文化祭あいち大会」の運営にも参画いただいており、今の愛知の取組があるのも、10年にわたる「ふれあいアート展」の積み重ねがあったからこそと言えます。
今年の「ふれあいアート展」の様子
「ふれあいアート展」は、同協会の各県支部からも注目されており、今年は新たな試みとして、「ふれあいアート展」の入選作品を福井県の協会主催の作品展に出展するなど、その取組の展開も広がっています。
これからも、愛知県知的障害児者生活サポート協会の皆さんの更なるご活躍により、心温まる「ふれあいアート展」の取組、そして障害の有無を超えた交流が広がっていくことを願っています。おめでとうございます!