作品展「あいちアール・ブリュット展10周年記念美術館」について
愛知県では、障害のある方の社会参加と障害への理解促進を図るため、障害のある方のアート作品を展示する「あいちアール・ブリュット展」を2014年度から開催しています。「あいちアール・ブリュット展」が今年度で10周年を迎えることを記念して、作品展「あいちアール・ブリュット展10周年記念美術館」を開催します。
- 開催期間
2023年10月17日(火)から10月22日(日)まで - 開催時間
午前10時から午後6時まで(最終日は正午まで) - 開催場所
名古屋市民ギャラリー矢田 4階第1展示室
[所在地] 名古屋市東区大幸南1-1-10カルポート東
[電話番号] 052-719-0430 - 展示内容
これまでの「あいちアール・ブリュット展」で複数回優秀作品に選ばれた方の作品や、芸術的な才能により企業に雇用された方(アート雇用作者)の作品を展示します。 - 入場料
無料 - 問合せ先
あいち芸術福祉株式会社(10周年記念事業委託先)
TEL 052-912-3639<平日9時30分~17時30分のみ> FAX 052-912-3653
E-mail info@aichi-geifuku.com
住所〒462-0841 愛知県名古屋市北区黒川本通2-40 一久ビル2階
【参考】その他の10周年記念事業
10周年記念式典・公演
(招待者限定のため一般の方は御参加いただけません。)
- 日時:10月21日(土)午後1時30分から午後3時30分
- 場所:名古屋市東文化小劇場(名古屋市東区大幸南1-1-10カルポート東)
- 記念式典:「あいちアール・ブリュット展」で活躍されている作者や、アート雇用されている作者、あいちアール・ブリュット展に貢献された皆様をお招きして、これまでの活躍を称えます。
- 記念公演:~愛Wishプロジェクトの舞台「マカニーとエルド」~
老若男女がバリ島の楽器ガムランジェゴグの迫力ある生演奏や、雅楽の美しい音色に乗せて、ダンスを駆使しながら、第二次世界大戦時に生き残ることができた東山動物園の二頭のゾウ、マカニーとエルドの話に挑みます。義足のダンサー大前光市さんも参加します。
<愛Wishプロジェクト>
1985年岐阜県文化センターで行った聴覚障害者を含む男女30名以上での創作ダンス発表が基盤となり、2011年12月に障害者を含む老若男女が共に踊る文化活動プロジェクトを結成。小中高の必須科目にもなっているダンスを、身体能力と元気、やる気、幸せ感を引き出すカリキュラムを構築し実践している。東海地区を中心に発表し、障害者を含めた老若男女が共に踊るという空間創りを世界に情報発信している。
2017年度あいちアール・ブリュット展でダンスパフォーマンスなどを行った。
<大前光市(おおまえ こういち)氏>
ダンサー、演出振付家
1979年岐阜県下呂市生まれ。プロダンサーとしてスタートを切った23歳の時、交通事故で左膝下を切断。片足でも踊り続けるため、ヨガや武道、新体操など幅広いジャンルの動きを学ぶ。さらに、作品に合わせて長短様々な義足を使い工夫することで、世界に二つとないダンススタイルを築く。リオ2016年パラリンピックの閉会式に出演し、世界中を魅了。2017年5月、パラダンススポーツ・ポーランド大会で金メダルを獲得し、パラスポーツの分野でも注目を集めている。
愛知県文化施設での展示
「あいちアール・ブリュット展」で複数回優秀作品に選ばれた方、アート雇用作者及び障害のある方の作品を気軽に観覧いただけるよう、長期間にわたり展示を行います。
展示場所 |
展示期間 |
内容 |
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愛知芸術文化センター |
名古屋市東区東桜 |
2023年10月3日(火)~ |
陶芸など立体作品 |
愛知県図書館 |
名古屋市中区三の丸 |
2023年10月13日(金)~ |
絵画10点程度 |
※開催日・時間は、各施設の開館日・時間等に準じます。
商業施設等での展示
まちなかでもアール・ブリュット作品を見ていただけるよう、県内の商業施設などで関連展示を行います。
展示場所 |
展示期間 |
内容 |
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アーバンネット名古屋 |
名古屋市東区 |
2023年9月30日(土)~ |
絵画4点 |
JRゲートタワー |
名古屋市中村区 |
2023年12月1日(金)~ |
絵画等8点 |
岡崎市社会福祉センター |
岡崎市美合町字 |
2024年3月5日(火)~ |
絵画20点 |
※開催日・時間は、各施設の開館日・時間等に準じます。
※愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内(長久手市茨ケ廻間乙1533‐1)においても2024年3月に展示予定