2月22日(火)から2月27日(日)まで、愛知県陶磁美術館において、「あいちアール・ブリュット・サテライト展 マテリアル~土の声にふれる~」を開催しています!
愛知県では、2014年度から「あいちアール・ブリュット展」を名古屋市内で、2019年度からは「サテライト展」を豊川市で開催しています。
昨年度、豊川市桜ヶ丘ミュージアムで開催した「サテライト展」では、陶芸を始めとする立体作品やその「素材」に着目し、愛知県陶磁美術館、愛知県立芸術大学、県内福祉施設等とのコラボレーション展示を行いました。
今年度は、このコラボレーション展示をさらに発展させ、陶磁器の一大産地である愛知県の特色を捉え、愛知県陶磁美術館にて、陶芸作品を中心に、1960年代から現在までの福祉施設等における活動の系譜を紹介しています。
また、1974年から1998年まで千葉県立千葉盲学校教諭として、長年、造形教育に深く関わられた西村陽平氏と子どもたちの作品も展示しています。
「アール・ブリュット」は、「生(き)の芸術」と直訳されます。芸術は障害の有無ではなく、その作品そのものに投影される人間の生命によって生まれるものです。この機会にぜひ、作品をご覧いただき、芸術のチカラを感じてください!!
御来場の皆様には、手指消毒や検温の実施など、感染防止対策に御協力をお願いいたします。
会場は、第8展示室。
展示作品の一部をご紹介します。ぜひ、現地で生の作品をご覧ください!!
県内福祉施設の作品。
(左から、藤花荘、天白ワークス)
(左から、小原寮、サンフレンド)
千葉県立千葉盲学校の子どもたちの作品。県内盲学校の生徒さんには、作品を触って御鑑賞いただきました。
【謝辞】
本展覧会の開催にあたっては、以下の皆様に多大なる御協力をいただきました。心より感謝申し上げます。
社会福祉法人愛知玉葉会 藤花荘、社会福祉法人あいち清光会 サンフレンド
社会福祉法人恵泉会 しだみ学園、社会福祉法人さふらん会 ヨナワールド
社会福祉法人昭徳会 小原寮、社会福祉法人相和福祉会 パスピ・98
社会福祉法人豊明福祉会 メイツ、社会福祉法人ひまわり福祉会 ひまわりの風
社会福祉法人無門福祉会 むもんカンパニー青い空、社会福祉法人名東福祉会 天白ワークス
図書出版・風媒社、すぎのこ作業所、愛知県立名古屋盲学校