9月11日(水)、名古屋市民ギャラリー矢田にて、「あいちアール・ブリュット障害者アーツ展」が始まりました!
今年も、700点近い作品をお寄せいただき、作品展が始まる2日前から展示の作業を行いました。
この絵はどの位置に、どの絵の隣にしたら映えるのか、このオブジェの配置はどうすべきかなど、力作揃いなので大変難しかったですが、限られた時間の中、展示担当のNPO法人ポパイの方の指導の下、多くのボランティアの方々と共に、一つ一つ丁寧に展示いたしました。
そして完成した展示室は、展示パネルの上にそびえ立つオブジェが出迎える第1展示室をはじめ、感性あふれる皆さんの作品のチカラであふれかえっています。皆様、是非会場でそのチカラを感じてみてください!
第2展示室には、「あいちアール・ブリュット美術館」と称した特別展を開催しており、過去に複数回優秀作品に選ばれた方と、絵を描くことを仕事として企業に就職された方々の総勢38名の方々の作品が展示されています。
午前中には、「あいちアール・ブリュット美術館」出展者から23名の作者の方々をはじめ、アート雇用やノベルティグッズ制作企業の方々など、総勢66名の方々をお招きして、開会式が行われました。
開会式は、青山副知事のあいさつから始まり、あいちアール・ブリュット美術館館長の鈴木敏春さん、そして美術館出展者を代表して山本糧二さんにあいさつをいただきました。
開会式の最後には、昨年度、優秀作品に選ばれ、また中日本ハイウェイ・メンテナンス名古屋株式会社のレジャーシートのデザイン原画にも採用された山中祐輝さんも加わり、関係者代表によるテープカットが行われました。
「あいちアール・ブリュット美術館」展示の作者の皆さんで記念写真を撮りまして、「あいちアール・ブリュット障害者アーツ展」の始まりです!
開会式終了後は、審査員の方々によって今年度の優秀作品を決める審査会が行われました。
審査会は1次審査では決めきれず、2次審査も経て苦心の末、30点を決定いたしました。優秀作品に選ばれた作品のキャプション横にリボンが飾ってありますので、皆さん会場に足をお運びになってどの作品が選ばれたのか是非ご覧ください。
12日(木)と13日(金)には愛知県立芸術大学フレッシュアーティストによるクラシックコンサートが開かれ、15日(日)と16日(月・祝)には、トークイベントもあります。
皆様のお越しをお待ちしております!