岡崎市にある障害者支援施設の藤花荘が企画する、第20回「はなさかびより展」が岡崎市美術館第6展示室にて開催しています。
あいちアール・ブリュット展でも何度もお世話になっている森慎吾さんのデコトラをはじめとする乗り物シリーズや、安藤昇さんのほのぼのとした動物の陶芸作品がいくつか展示されていました。
中でも、小河勝太郎さんの作品がたくさんあり、カラフルな絵画やかわいらしい動物の陶芸作品など、見る人を楽しませてくれました。この作品展のために、1か月で仕上げた陶芸作品もあるらしく、制作意欲の高さがうかがえます。
他にも、藤花荘以外の方で、同じ岡崎市在住の素敵な作品を制作する作家さんとのコラボ展示もあり、アトリエ「2」という絵画教室に通う木村日菜子さん、山中祐輝さん、平澤広大さんの絵画作品や、山本和矢さんのフェルト作品も展示されていました。
皆さん、あいちアール・ブリュット展で優秀作品に入選された方ばかりで、そこで展示されていたことをきっかけに繋がりができ、今回の展示に至ったとのことで、あいちアール・ブリュット展がこうした繋がりの一助となれたことを大変うれしく思いました。
この「はなさかびより展」は20周年の節目を区切りに、一旦休息期間に入るとのことです。
展示期間は、11月13日(水)から11月17日(日)まで。
開館時間は、午前10時から午後5時半まで。(最終日は午後3時半まで。)
入場は無料です。まだご覧になっていない方は、この機会にぜひ足を運んでみてください!