10月21日から来年1月14日まで、フランス国立現代芸術センター「リュー・ユニック」(フランス・ナント)で開催される「日本のアール・ブリュット「KOMOREBI」展」で、愛知の作家の作品が紹介されます。
この作品展は、文化庁等が主催する「2017ジャパン×ナントプロジェクト」のプログラムのひとつ。日本のアール・ブリュット作家約40名900点以上の作品を紹介するもので、愛知県からも、鈴村勇貴さん、辻勇二さん、三科琢美さんの3名の作品が出展されます。
鈴村勇貴「救急車」(2012年)
ナントは、国際的な文化芸術創造都市。このプロジェクトでは、作品展のほか、舞台芸術の公演やバリアフリー映画の上映なども予定されており、日本の障害のある人の多様な芸術文化がナントから世界に向けて発信されます。
辻勇二「心でのぞいた僕の街」(2016年)
4年をかけて準備が進められてきた国際的なプロジェクトで、愛知の作家3名の作品が紹介されることは、地元愛知としても、とても光栄です。
三科琢美「不定形の欲望」(2014年)
フランスで、多くの人に日本のアール・ブリュットの素晴らしさをご覧いただき、アートを通して国際的な交流が広がることを願っています!
(作品写真撮影:大西暢夫)
文化庁委託事業「平成29年度戦略的芸術文化創造推進事業」
障害者の文化芸術国際交流事業「2017 ジャパン×ナント プロジェクト」
[主催]
文化庁
障害者の文化芸術国際交流事業実行委員会
フランス国立現代芸術センター“リュ-・ユニック”
ナント国際会議センター“シテ・デ・コングレ”
詳細はこちら(「2017ジャパン×ナントプロジェクト」サイト)